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スマホアプリ開発の費用はどれくらい?平均相場や内訳をアプリ別・企業別詳しく解説

更新日:2023年12月7日

アプリを開発しようと検討している方の中には、どれくらいの費用がかかるのか疑問に思っている方がいるのではないでしょうか。


アプリ開発にかかる費用は、アプリの種類や備える機能などによって異なります。


当記事では、アプリ開発費用をアプリ別や企業別で紹介します。その他、アプリ開発にかかる費用の内訳もお伝えするので、これから開発を進めていく方はぜひ参考にしてください。


アプリ開発に必要な費用はどうやって決まる?


アプリ開発にかかる費用は、どのようなアプリを開発するのか、どれくらいの規模のものなのか、などによって大きく変動します。



たとえば、iOSまたはAndroidに対応しているアプリ、iOSとAndroidの両方に対応しているアプリだと、2倍近くの費用がかかります。


アプリ上でのユーザーの個人情報の扱い方によって、費用が変動します。すでにデータがある場合は費用を抑えられ、新たに取得する必要がある場合は費用がかさんでしまうので注意しましょう。


さらにSNSアカウント、またはメールアドレスでログインするかで費用が異なり、メールアドレスでログインするほうが費用が高いです。


他にも、アプリ内での決済や課金の有無、デザイン制作の依頼の有無、他社のツールを利用するか、などによって見積もり費用が大きく変動します。


新たに決済システムを作る、コンセプトからデザインを制作してもらう、他社のツールを利用する、


テキスト機能やカメラ機能などのさまざまな機能を備える場合は、費用が高くなる傾向にあります。


もちろんですが、備わっている機能が多ければ多いほど、費用がかさむので理解した上で見積もりをしてみましょう。


アプリ開発費用の内訳


アプリ開発費用の内訳は、以下の4つに分けられます。

  • 開発工数や期間

  • 人件費

  • デザイン費用やサーバサイド費用

  • 公開後の保守費用やアップデート費用


各項目について詳しく解説します。


開発工数や期間


一般的なアプリ開発の工程は、インフラ設計、管理画面、APIの実装、単体テスト、検収、審査です。


備えたい機能が多ければ多いほど、開発工数が増えて期間が伸びるので、開発費用が高まる傾向にあります。


一方でシンプルなアプリ開発は、工数や期間を短くでき、費用を抑えられます。


開発期間は、フルスクラッチ型が半年以上、クラウド型が3か月程度です。


また開発したいアプリの規模によって、開発期間は大きく変動します。


プッシュ機能やお知らせ機能のみのシンプルなアプリは1か月〜3か月ほど、位置情報アプリやゲームアプリなどの複雑なアプリは半年~1年ほどです。


人件費


アプリ開発費用の内訳の中でも、人件費が占める割合が最も大きいです。


1人あたりの人件費は、依頼先やエンジニアの技術力によって異なります。


1人あたりの人件費の相場は、フリーランスのプログラマーが40万円〜70万円、大手企業のプログラマーが50万円〜100万円、システムエンジニアが70万円〜180万円です。


システムエンジニアの中でも、初級システムエンジニアは70〜100万円、中級システムエンジニアは90〜120万円、上級システムエンジニアは100〜180万円と、レベルによって費用が大きく異なります。


またアプリ開発を行う際、全体を指導する方や仕様書を作成する方、コードを入力する方など、複数の方々でチームを組むものです。


デザイン費用やサーバサイド費用


アプリを開発する場合、ボタンや画像の位置に配慮して、ユーザーの満足度を向上させられるかが重要です。


そのためデザインに力を入れる企業が多く、デザイン制作まで依頼するとなると開発期間が伸びる傾向にあります。


またデータベースを活用して情報を掲載したい場合、サーバサイドの開発が必要です。費用は、アプリ開発費用の2倍〜3倍以上です。


公開後の保守費用やアップデート費用


アプリ開発後はメンテナンスを行う必要があり、AndroidやiOSの場合は随時OSをバージョンアップし続けなければいけません。


メンテナンスの頻度は、GoogleとAppleともに約1年に1度です。


モバイル決済やAPIなどのメンテナンス費用を計上すると、年間開発コストの約20%といわれています。


また基本的なアップデート費用の他に、、必要に応じて改修するための費用も準備しておくことでしょう。改修費用の相場は、1か月あたり10万円ほどです。


アプリ開発費用の平均相場|アプリ別


アプリ開発費用は、アプリの内容や規模によって異なります。


ここでは、アプリ開発費用の平均相場をアプリの種類別に紹介します。


英会話アプリや学習アプリ


英会話アプリや学習アプリ開発の平均相場は、約400万円〜3,000万円です。


具体的には、英会話アプリは約400万円です。わかりやすく漫画機能を取り入れた英会話アプリは、開発費用が約560万円と、160万円ほど高くなります。


その他、試験対策アプリや大学受験対策アプリは、約720万円〜760万円が相場です。より高性能を取り入れることで、3,000万円近くの費用がかかるケースがあります。


婚活マッチングアプリ


マッチングアプリ開発の平均相場は、約245万円〜2,000万円です。


具体的に婚活を目的としたマッチングアプリは、900万円ほどが相場です。交流や交際を目的としたアプリを作る場合は、250万円ほどの低コストで開発できるケースがあります。


また男性ユーザーは有料、女性ユーザーは無料であるアプリが多いです。決済システムを新たに導入すると、費用がかさむ傾向にあります。


ゲームアプリ


ゲームアプリ開発の平均相場は、約820万円〜3,400万円です。


ゲームアプリといっても、画像を用いるのか、動画を用いるのかで規模が大きく異なります。もちろん、十分な機能を揃えようとすると費用が高くなります。


レストランアプリやデリバリーアプリ


レストランアプリやデリバリーアプリ開発の平均相場は、約540万円〜2,000万円です。


複数の店舗を構えている飲食店のアプリを開発する場合、店舗検索ができるよう位置情報機能や検索機能を取り入れる必要があるでしょう。


他にも、デリバリーアプリを開発するなら、決済システムを導入する必要があります。


飲食店のジャンルや備える機能によって費用が異なるので、約540万円〜2,000万円と幅広いです。


アプリ開発費用|企業別


アプリを開発するために、企業に外部発注を依頼しようと考えている方がいるのではないでしょうか。


ここでは、アプリ開発費用を企業別に紹介します。


株式会社Cyber Cats


株式会社Cyber Catsは、アプリ制作サービスCHACO-WEBの運営会社です。


ただアプリを開発するだけではなく、デザイン制作からダウンロード数の管理まで、アプリ開発後までサポートしています。


開発費用は、15万円ほどからです。


実店舗のアプリが約15万円~、クリニックの予約システムが約20万円~、カタログアプリが約55万円~です。


また開発したアプリを申請する際、App Storeが5万円~、Google Playが3万円~の追加費用がかかります。


開発期間は、開発を依頼してから最短1か月ほど〜です。


アイユー株式会社


アイユー株式会社は、アプリ制作サービスであるアプリメンバーズの運営会社です。


利用できる機能は、ポイントやスタンプ機能、クーポン機能、会員証機能など、店舗アプリに必要なものが標準装備として備わっています。


機能の中には見込み客にアプローチできるiBeacon機能があり、ブランディングに力を入れたい事業者におすすめです。


開発費用は、初期費用が3万円、月額費用が1万9,800円です。さらに。アプリのダウンロード数によって追加費用がかかります。


株式会社Funseek


株式会社Funseekは、ゲームアプリから業務アプリまで幅広いジャンルのアプリを開発できる企業です。


今までに、商品の管理アプリ、給与管理システム、カジュアルゲームアプリなどを開発してきました。


開発費用は、気軽に開発プランが80万〜、通常開発プランが200万〜、本格開発プランが500万〜です。


気軽に開発プラン以外のプランの費用には、デザイン制作に費用が含まれています。


株式会社DearOne


株式会社DearOneは、アプリ制作サービスであるModuleApps2.0の運営会社です。


主に企業や自治体を対象に公式アプリを開発しており、今までに大手企業のアプリを手掛けた実績があります。


店舗の課題やECサイトならではの悩みなどを解決するために、まずは念入りに企画考案を行います。


開発費用は、初期費用150万円〜です。


アプリ開発費用を抑えるためのコツ


アプリ開発費用を抑えたい場合、以下のコツを押さえておきましょう。

  • 開発内容を固める

  • 自社で対応できる部分を明確にする

  • レベニューシェアを検討する

  • 複数の企業で見積もってもらう

  • フリーランスに依頼する

  • クラウド上での開発を検討する


アプリ開発費用を抑えるためのコツについて解説します。


開発内容を固める


開発内容を固めることは、アプリ開発までの工程を明確にでき、見積もり以上に費用がかさむのを防げます。


一方で具体的な開発内容が定まっていないと、開発工程の途中で工数が増えて、費用が高くなる傾向にあります。


アプリ開発を検討している方は、依頼する前にまずなぜ開発するのか、利用するターゲットなどを明確にしておきましょう。


また作業工程が明確になれば、最短ルートでアプリを開発できるといえます。


制作会社に開発したいアプリのイメージが伝わるよう、開発したいアプリに似た既存アプリを提案することもおすすめです。


自社で対応できる部分を明確にする


自分で対応できる部分を明確にすることで、会社に依頼する作業工程を減らして費用削減につながります。


自社社員にプログラミングに詳しい方がいれば、外注スタッフよりも自社社員で完結したほうが費用を安く押さえられます。


レベニューシェアを検討する


レベニューシェアを検討することで、万が一アプリ開発に失敗しても、費用対効果が得られなかったという事態を避けられます。


そもそもレベニューシェアとは、アプリ開発で得た収益を制作会社と分け合う依頼形式です。


一般的な依頼方法では、開発前に見積もってもらい、コストを全面的に負担する必要があります。


また制作費用を2つの会社で分担することで、大規模アプリを開発できる可能性があります。


複数の企業で見積もってもらう


複数の企業に見積もってもらい比較することで、どの企業なら費用を抑えられるのか客観的に判断が可能です。


依頼先の企業を決める際、国内に限らず海外の企業も検討すると良いでしょう。


ちなみに見積もりの項目は、要件定義費用、設計費用、テスト費用、デザイン費用、プロジェクト管理費用、開発費、導入費用、導入支援費用、購入費、交通費などがあります。


フリーランスに依頼する


フリーランスのプログラマーやエンジニアに依頼することで、制作会社に依頼するよりも費用を抑えられます。


エンジニアの技量によってアプリのクオリティが変動し、フリーランスで活動している方の中には実績が豊富である方もいます。


フリーランスに依頼する場合は、制作物から技量があるか確認すると良いでしょう。


一方でフリーランスの中には、開発の経験がほとんどない方もいるので、依頼すべきか慎重に考える必要があります。


開発したいアプリの規模が大きい場合は、数々の成果を上げてきた企業に依頼することをおすすめします。


クラウド上での開発を検討する


クラウド開発は、スクラッチ開発よりも費用を抑えられる特徴があります。


クラウド開発では他のアプリに備えられている機能を活用するので、不具合が起こるなどのトラブルが起こりにくいです。


またUIやUXに強いサービスを選ぶことで、スクラッチ開発であるかクラウド開発であるかは、ユーザーの目線から判断しにくいです。


アプリ開発する際の注意点


アプリ開発を行う上で、以下のような注意点があります。

  • 維持費用や運営費用がかかる

  • 見積もり後に費用が追加される

  • 個人情報の漏洩のリスクがある

  • 機種によっては動作しない

  • 審査に通らず公開停止になる


アプリ開発の注意点について詳しく解説します。


維持費用や運営費用がかかる


アプリの維持費用や運営費用には、サーバー保守費用やアップデート対応の費用、不具合修正の費用などがかかります。


サーバー保守では、アプリを稼働させるためのサーバー費用や、メンテナンスのためのコストが必要です。


またアップデートの対応では、仕様変更がきっかけでアプリに悪影響を与える恐れがあります。そのため、アップデートを行うことでどのような影響をもたらすのか把握しておきましょう。


開発会社にアプリ開発を依頼した場合、維持費用や運営費用も見積もりに含まれていることがほとんどです。


ただし、大規模な回収が必要になった際、別途数百万円のコストがかかるケースがあるので理解しておきましょう。


見積もり後に費用が追加される


アプリ開発を開始してから、開発工数や内容を変更すると、見積もり以外に別で費用がかかる恐れがあります。


そのためアプリ開発の計画を立てる際には、依頼するまでに詳しいアプリの仕様を明確にしておきましょう。


個人情報の漏洩のリスクがある


個人情報の漏洩は、会社の信用にも影響します。


個人情報漏洩のリスクを軽減するには、秘密保持契約を締結、開発会社のセキュリティについての確認、などの対策を行いましょう。


機種によっては動作しない


アップデートなどが原因で、もともと問題なく動作していても、新機種のスマホでは動作しないケースがあります。


その場合、追加でコードを入力する必要があるので、別途費用がかかってしまいます。


アプリを開発して運営していく場合は、動作しない可能性があると想定した上で、見積もりを行ってもらうことが大切です。


審査に通らず公開停止になる


アプリ開発では、公開後に公開停止になることがあります。


公開停止になる場合、各アプリストアのガイドラインに反しているなどの何らかの原因があると考えられます。


そのためアプリ開発を行う際、公開停止となるケースを想定してから、公開されるための対策を練ると良いでしょう。


制作会社を選ぶとき、ストアに再申請対応が可能であるか、審査にひっかかった問題点の修正が可能か、などのポイントを確認してください。


まとめ


アプリ開発費用は、アプリの種類や制作会社によって変動し、200万円台〜3,000万円近くなど幅広いです。


もちろんですが多くのアプリを備えたい場合や、大規模のアプリを開発したい場合は費用が高くなる傾向にあります。


また本記事では開発費用を抑えるコツをお伝えしているので、少しでも費用を削減したい方はぜひ参考にしてください。


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