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  • 執筆者の写真太陽 木村

ChatGPTを使ってカスタマーサポートエージェントを作成する方法とは?15分で作ってみた!

更新日:4月11日

AIで顧客対応を自動化!

ノーコードとAIを組み合わせて、DXを実現!



この記事でご紹介するのは、海外製のSynthflowを用いてAIアシスタントを駆使し、顧客からの問い合わせに対応するインバウンド通話アシスタントの作成方法です。


このシステムは、自動でミーティングのURLを生成し、Googleカレンダーに予定を登録してくれます。(ただし、このアシスタントは日本語には対応していません。)また、予約スケジューリング機能を追加する際にはCal.comを利用します。



デモの確認





Synthflowアカウントの設定


https://synthflow.ai/ にログインする



まず、Synthflowにアクセスし、Google自動翻訳を使用してインターフェイスを日本語に翻訳します。次に、「インバウンド」を選択し、以下のステップでアシスタントをカスタマイズします。



  1. アシスタント名の設定: 個別のアシスタント名を設定します。

  2. 音声の選択: 顧客対応用に若く柔らかい声のブリアを選択します。

  3. AIモデルの選択: 複雑なスクリプト対応のためGPT-4モデルを採用します。

  4. 忍耐レベルの設定: 対話の速度に合わせて忍耐レベルを「低い」に設定します。

  5. 言語設定: 現状では英語のみ対応しているため、アメリカ英語を選択します。

  6. 挨拶文の設定: アシスタントの初回挨拶を設定します。




上記で、アシスタントの基本情報の設定が完了しました。「次」を選択しましょう。



次に、この予約アシスタントの90%を担っているプロンプトの作成をしていきたいと思います。その後にリアルタイムスケジュールの設定をしていきます。


プロンプトの作成


Synthflowプロンプトガイドラインに従って以下の内容を作成しましたので、必要な場所にコピーしてご使用ください。

シースリーレーヴ株式会社 - インバウンドサポートコールスクリプト

背景情報:
はじめに: 私は山田と申します。シースリーレーヴ株式会社の専任カスタマーサポートスペシャリストとして、お客様がノーコードツールを最大限に活用し、スムーズなアプリ開発やウェブサービス構築を実現できるようサポートいたします。

会社情報: シースリーレーヴ株式会社はBubble、FlutterFlowなどのノーコードツールを使ったアプリ開発、ウェブサービス開発を主力サービスとしています。ユーザー中心のデザインと充実したサポート体制で、お客様のニーズに合ったソリューションを提供することが強みです。

対象顧客: スピーディーかつ低コストでアプリ開発やウェブサービス構築を望む中小企業や個人事業主のお客様

価値提案: 弊社のノーコードツールを活用することで、プログラミングスキルがなくてもスムーズにアプリやウェブサービスを構築できます。開発期間の短縮と低コストを実現しつつ、高い品質も維持できます。

インバウンドコールでの対応方針:
ツールの使用に関する問題:
対応: 速やかにご不明な点を解消し、ツールの機能を丁寧にご説明します。さらに、個別のトレーニングセッションを提案し、効果的な活用をサポートします。
他ツールとの比較:
対応: 弊社ツールの優れた点をご説明するとともに、過去の成功事例を共有します。競合他社との違いを明確に伝え、お客様のビジネス発展にどう寄与できるかを具体的にお話しします。
料金に関する懸念:
対応: 弊社の料金体系をわかりやすく説明し、ノーコード開発のコストパフォーマンスの高さを強調します。さらに詳しい情報が必要な場合は、営業担当者と打ち合わせをセッティングします。
技術的な問題:
対応: 不具合でご迷惑をおかけし、心よりお詫び申し上げます。速やかな解決に全力を尽くしますので、直ちにサポートチケットを起票いたします。
解決時間について:
対応: 現実的な解決目処をお伝えし、迅速かつ確実なサービス提供に最善を尽くしていることをご理解いただきます。
インバウンドコール対応手順:
1. 挨拶:
対応: シースリーレーヴをご利用いただき、誠にありがとうございます。カスタマーサポートの山田と申します。お客様のお名前を伺ってよろしいでしょうか。
2. アカウント情報の確認:
対応: 弊社サービスをご利用のメールアドレスをお教えいただけますか。お客様の情報を確認させていただきます。
3. 問題や質問の把握:
対応: 弊社ツールに関するご不明な点や問題をできるだけ詳しくお聞かせください。状況を正確に把握したうえで、適切な対応をさせていただきます。
4. 迅速な対応のお約束:
対応: お客様のご要望に迅速かつ丁寧に対応いたします。問題解決に全力を尽くしますので、安心してお待ちください。
5. その他の支援が必要かの確認:
対応: この他にも何かサポートが必要な点はございますか。お問い合わせの機会にできる限り幅広くサポートさせていただきます。
6. 締めくくり:
対応: 本日はご連絡をいただき、誠にありがとうございました。お伝えした通り、現在対応を進めております。良い1日をお過ごしください。

Cal.comを使用したリアルタイムスケジュールの設定


次にリアルタイム予約を実装していきます!

https://cal.com/ にアクセスします。


Cal.comは、既存のカレンダーを接続して利用可能な時間を設定したり、パーソナライズされたリンクを共有することで、ミーティングのスケジューリングを簡略化するオープンなカレンダー基盤を提供しています。



「ENTER」を選択して会員登録をします。



アカウントを作成したら基本情報の設定をします。



カレンダーに接続します。今回は、Google Calenderに接続します。



幾つでもビデオアプリとの連携が可能です。今回はZoom Videoを連携してみます。



予約可能な時間を設定します。



自己紹介を追加したら完成です!



Synthflowと連携するための情報を取得します。

設定 > APIキー > +追加する

をクリックします



すると、APIキーの作成というポップアップが出てくるので「キーの名前」と有効期限を選択します。この際にいきなり音声サービスが使えなくなるといけないので有効期限なしのチェックボックスをオンにしておくほうが良いです。



保存を選択するとAPIキーが表示されるのでどこかにメモしておいてください。

また、今回はクライアントに30分のミーティングを提案したいので下記の30分のミーティングを選択し、



下記のURLの中に含まれている6桁の整数を選択して保存しておいてください。



SynthflowとCal.comの連携


Synthflowに戻り、リアルタイム予約の設定をします。まず、リアルタイム予約を選択し、



先ほど保存した、APIキーと、クライアントIDをそれぞれ入力してください。入力が完了したら、「次」を押します。APIキーはcal_から始まる文字列です。クライアントIDは6桁の整数になります。



次に、日程調整の基本情報を入力します↓



タイムゾーンはAsia/Tokyoを選択しましょう。


  1. Initial booking date(初回予約日): この予約機能を利用可能な最初の日付を設定する欄です。今回は2024年4月5日に設定されています。

  2. Days for offering dates(日数): 予約可能な日数を設定する欄で、ここでは3日間分の予約枠を提供することになります。

  3. Appointment slots per day(1日のタイムスロットの最大数): 1日あたりの予約枠数を設定する欄で、ここでは3枠となっています。

  4. Interval between slots(最小時間差): 予約枠間の間隔時間を設定する欄で、ここでは3時間おきに予約枠が設定されることになります。


設定が完了するとaction(行動) が追加されます↓



次のオプションを選ぶと料金一覧が表示されます。そこで「14日間の無料トライアルを開始する」をクリックしてプロプランに登録しましょう。※とても高額なので必ず解約のことを忘れないでください。アプリを使用し終えたら、すぐに解約することをお忘れなく。



Twilioを利用した電話番号の取得と設定


有料プランを契約した人は、下記のページへ遷移をすると思います。最後のステップでTwilioに接続します。


Twilioとは、Twilioは、SMS、音声、ビデオ、二要素認証などのコミュニケーションAPIを提供し、開発者や企業が顧客との接点を強化し、コミュニケーションワークフローを改善するのに役立つツールです。



Twilio にログインすることができたら、電話番号を購入します。各国の電話番号を購入することが可能ですが、現在、日本の電話番号(050/0120/0800)を買う場合、法人契約が必要となっています。

そのため、現在電話番号をお持ちでない方は、最初の画面に表示されているテスト用のアメリカ合衆国の電話番号をご利用ください↓



法人契約をして、日本の電話番号をご利用したい場合、は下記のURLから法人契約で必要な書類を作成して下さい!


法人契約が終わりましたら、

電話番号>管理>番号を購入する

を選択します↓



国の設定をJapan -jp(日本)に変更し、電話番号を購入します。

おそらく最初はトライアルとしてクレジットが支給されているで無料で電話番号を買うことができます。



Twilioで電話番号を購入した後、Synthflowに表示されるのに時間がかかることがあります。もしすぐに反映されない場合は、少し待ってからもう一度試してみてください。


最後に最初のTwilioページのAccount SID、Auth Tokenをコピーして、



Synthflowの統合タブ>他のサービス>Account SID,Auth Tokenに入力すれば連携完了です!



そして、アシスタント>インバウンド>電話番号を添付してくださいのドロップダウンを選択して先ほどTwilioで購入した電話番号を選択してください。



デプロイとテスト


実際に試してみましょう!実装できなかった方も心配無用です。私が用意した電話番号にかけてみてください。受付が対応し、商談の予約を取りたい旨を伝えると、日程を調整して会議のリンクをメールで送ってくれます。


+13342924172


完成したアシスタントは無料プランでは利用できませんが、14日間の限定アクセスが可能です。有料プランに登録すればTwilioと連携させ、アシスタントをデプロイできます。これでインバウンド通話アシスタントの設定は完了です。設定が済んだら、実際にテストをして、アシスタントが適切に機能するかを確認しましょう。




ノーコード・ローコードや、最新技術を使った開発ならシースリーレーヴへ!


シースリーレーヴがノーコード開発会社として選ばれる理由


1.日本最大級のノーコード開発実績数

シースリーレーヴを選んで頂く最も多い理由が、

様々な業界・規模の企業様の開発を行い、日本最大級のノーコード開発実績数がある事です。 

ノーコードを使った開発にはまだ、多くの企業様が不安をお持ちであり、なかなか開発に踏み出せないという実情があります。

当社では、その不安を払拭して頂く為に、多くの実績を公開しています。※企業様に了承を得て公開しております。

実際にベンチャー企業様から上場企業様の開発も行い、また開発しているサービスも、マッチングアプリや社内業務改善、BtoC、BtoB系など、多岐に渡ります。

様々な知見や実績の多さから、安心して選ぶことができるというお声を多く頂いております。


ノーコード開発実績



2.難易度の高いサービスも作れる開発力

ノーコードで難しいと思われるサービスでも実装できる開発力は弊社の大きな強みです。 

多くの企業様でノーコードだと難しい開発はできないと思われがちですが、実際はシステム開発と同等レベルの開発が可能です。※当社はシステム開発も提供しているので、その上での判断になります。

企業様から多くのご依頼を頂いた、人気のSaaS系サービスや新技術を使ったサービスなども、ノーコードで全て開発致しました。■SaaS系サービスや新技術を使った開発事例

他にもSaas系、SNSログイン、独自APIを使ったものなど多数実績あり。

​■その他ノーコード開発実績はこちら


3.他社より安くて速く、高品質な組織力

金額を提示して驚かれる企業様も多いのですが、当社は競合よりも低価格でご提供させて頂いております。しかも低価格なだけではなく、開発スピードも速く、かつ高品質な開発を行なっております。

その理由はノーコードの特徴にあります。

ノーコードは同じツールを用いて開発を行うため、ノウハウ・技術や知識が溜まりやすい特徴があり、そのため開発すればするほど品質、開発力が高まります

さらに当社では、組織力強化のために、メンバー全員での勉強会を実施、知識資産としてWebツール、チーム体制の開発、ノーコード型のアジャイル開発等で、組織力を向上させる仕組みをつくり開発力を日々磨いております。

そのために安くて早く、高品質な開発の実現が可能です。

4.開発だけでなく企画・マーケなどできる企画提案力

当社では開発だけでなく、企画、設計やマーケティングもサポートできる強みがあります。

Webやアプリ開発を行うのが初めてで、何から始めればいいか、リリース後はどうやって運営していけばいいのか、など分からないことが多いという企業様もご安心ください。

当社では自社サービスや協業開発も多く行なっているため、企画から設計にも特化しております。

さらに検索上位への対応(SEO)、マーケティングのサポートなども可能です。優秀な専門企業・専門家個人とも繋がりがありますので、ご心配事などございましたらご紹介も可能です。

■自社・協業系サービス



5.独自プラグイン開発などシステム開発もできる技術力

他社との違いの一つとして、当社ではシステム開発サービスも提供しているという強みがあります。

システム開発でBubble(ノーコード開発ツール)などの独自プラグインやテンプレート開発も行っております。

自社独自のプラグインやテンプレートを用いる事で、さらに開発効率や品質向上が可能になり、低価格、ハイスピードながらも高品質なサービス開発を実現しています。

また、外部APIとの接続だけでなく、独自APIの作成も可能で、ノーコードだけでは実現が難しい事も全て実現できる技術力も弊社の強みです。

■決済代行サービス「PAY.JP」のプラグインの開発


6.Bubble開発会社として正規代理店に認定

ノーコードの可能性を発信すべく、Bubbleのさらなる普及を行っていくために、Group, incが提供するノーコードプラットフォーム「Bubble」の正規代理店へ2022年4月5日に認定されました。

自社開発、受託開発共にBubbleを幅広く活用しております。

また、Bubbleで使える決済代行サービス「PAY.JP」のプラグインを自社で独自開発、リリースし、「PAY.JP」の正式代理店としても認定されました。Bubbleを使った開発ならぜひ弊社へ。

ノーコード開発に関するお問い合わせ



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ノーコードに関するお役立ち資料をご用意しました。

ぜひご活用ください。

☑︎ノーコード開発ツールアプリケーション開発事例集

☑︎新規事業に最適な開発系ノーコードツール紹介

☑︎ローコード/ノーコード開発のセキュリティ対策

☑︎誰でもわかる!ノーコードとローコード

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