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【目的別】おすすめのノーコード開発ツール14選|メリットや注意点、ツールの選び方を解説

更新日:2023年12月8日

アメリカのGAFA※が主導しているノーコード開発は、近年日本でも多くの企業が取り入れています。


ノーコード開発は、プログラミングの知識やスキルがなくてもシステム構築ができ、業務の効率化やDX化、IT人材不足の解消につながります。


ノーコード開発をするには、ツールの利用が必要不可欠です。当記事では、ノーコード開発ツールを使うメリットやツールの選び方、目的別のおすすめツールについて解説します。


ノーコード開発に興味がある方をはじめ、「ノーコード開発ツールの選び方がわからない」「おすすめのツールが知りたい」という方はぜひ参考にしてください。


※「Google」「Amazon」「Facebook(現Meta)」「Apple」の4つの会社の頭文字


ノーコード開発ツールとは

ノーコード開発ツールとは、ソースコードを書かずにWebサービスやアプリを開発できるツールのことです。


プログラミングに必要なソースコードの記述なしで、用意されたパーツをドラック&ドロップで配置するだけでシステムの構築ができます。


これまでは専門スキルや知識を持ったエンジニアやプログラマーが、ソースコードを用いてプログラムを書く必要がありました。


ノーコード開発ツールを使用することで、プログラミングに関する専門知識がない人でも簡単にシステム構築が可能です。


WebサイトやECサイトの構築にくわえ、業務効率化を目的としたノーコードを導入する企業も増加しています。


ノーコード開発ツールを使うメリット


ノーコード開発ツールには以下の3つのメリットがあります。


  • コストを抑えられる

  • 感覚的に反映できる

  • 開発からリリースまでが早い


ここでは3つのメリットをそれぞれ解説します。


コストを抑えられる

ノーコード開発ツールは、無料で始められるサービスが多くあります。


ツールによって制限はあるものの、気軽に始めやすく初期費用のコストがかかりません。


また開発にかかる人的コストも削減でき、プログラミング言語や技術の取得にかかる学習コストも抑えられます。


感覚的に反映できる

ノーコード開発ツールは、あらかじめ用意されているパーツやテンプレートを用いて、ドラッグ&ドロップなど簡単な操作でシステムを構築できます。


プログラミングの知識やスキルが少ない人でも、イメージを感覚的に反映して開発が可能です。


「コストをあまりかけられないが、自社に合わせたシステムを構築したい」という場合でも、アイデアをもとに開発できるメリットがあります。


開発からリリースまでが早い

ノーコード開発ツールを使用することで、システム構築の工数を大きく削減できます。


通常なら数ヶ月かかるアプリやWebシステムの開発であっても、数日から数週間程度でリリースできるケースもあるでしょう。


また開発後のアプリの改善や修正もスピーディーに対応できる点も特徴です。「急ぎで業務のデジタル化を行いたい」という場合にも適しています。


ノーコード開発ツールの選び方


ノーコード開発ツールにはさまざまな種類があります。社内で利用する目的や自身のレベルなど、いくつかの基準をもとにツールを選定しましょう。


ここでは、ノーコード開発ツールの選び方について解説します。


目的に適しているか

ノーコード開発ツールは、サービスごとに対応領域が異なるので、まずはどのような目的でツールを使用するのかを確認しましょう。


  • Webサイト・ホームページ制作

  • アプリケーション

  • ECサイト

  • 業務効率化ツール

  • 日本語に対応しているか

  • 予算内におさまっているか


ノーコード開発ツールは、テンプレートやコンポーネントをドラッグ&ドロップで組み合わせる操作が基本です。ただし、それぞれの対応領域ごとに機能は異なります。


たとえば、WebサイトやHP制作に特化したツールでは、SEOやCMSの機能を搭載しています。ECサイト制作に対応しているツールなら、在庫管理や受注管理といったEC機能が備わっているでしょう。


まずは、ツールの機能や対応範囲が利用目的と適しているかを確認する必要があります。


社内のシステムと連携できるか

既存の社内システムと連携ができるかもチェックするといいでしょう。


ノーコード開発ツールでは、主に以下のような連携システムがあります。


  • カレンダー

  • 顧客管理システム

  • 決済システム

  • プロジェクト管理ツール

  • SNS


どのようなシステムと連携できるかはツールによって異なるので、事前に連携したい機能について確認しておきましょう。


テンプレートは豊富か

ノーコード開発では、パーツやテンプレート、コンポーネントを組み合わせてシステムを構築します。


イメージや理想に沿ったWebサイトやアプリを開発するには、テンプレートの種類が豊富かどうかが重要です。


こだわったシステムを構築したい場合は、より多くのテンプレートを活用できるツールを選定しましょう。


サポートは充実しているか

ノーコード開発ツールは簡単な操作で開発ができるものの、運用や設計の段階でつまずいたり、サポートが必要になるケースもあるでしょう。


サポートの有無や対応範囲、マニュアルの分かりやすさなどをチェックしたうえで、サポート体制が整っているサービスを選ぶのをおすすめします。


現状は海外製のツールが多い傾向ですが、英語での対応が必要になる場合もあります。あらかじめ日本語に対応しているかも確認しておきましょう。


日本語に対応しているか


スムーズに操作が進むよう、日本語に対応しているものを選びましょう。日本語対応のツールなら、お問い合わせフォームへの日本語入力も可能です。


海外ツールを利用する場合は、翻訳ツールを使用しながら開発を進めることができます。ただし、変な文章に変換されるケースもあり、かえって使いづらいと感じてしまう恐れがあります。


また日本だけではなく、さまざまな国に向けたシステムやアプリを構築したい場合は、多言語に対応しているツールがおすすめです。Web上で利用するシステムを開発する際には、設定言語に応じて自動的に対応言語が変換される機能を取り入れると良いでしょう。


予算内におさまっているか


ノーコードツールは、利用料や契約料がかかるケースがほとんどです。そのため、ツールを選ぶ際には、予算内におさまっているか確認しましょう。


ツールによって料金が異なりますが、備わっている機能の種類が多いほど高額である傾向にあります。低コストであることも大切ですが、必要な機能が備わっているのかも重要です。


とはいえ、いきなり有料プランを利用することにハードルが高いと感じる方もいるでしょう。まずは無料プランやトライアル期間を利用し、自分に合っているか確かめてください。


【目的別】おすすめのノーコード開発ツール14選



ノーコード開発ツールは、システムを構築する目的別に選定しましょう。


ここでは、「Webサイト・アプリ開発」「ECサイト構築」「業務効率化」の3パターンに分けて、おすすめのノーコード開発ツールを紹介します。


どのツールを選べばよいか分からないという方はぜひ参考にしてください。


Webサイト・アプリ開発

ここでは、Webサイト制作やアプリ開発に特化したノーコード開発ツールを6つ紹介します。


Bubble


Bubbleは、ドラッグ&ドロップで高度なWebアプリを開発できるツールです。


世界的に最も人気のあるノーコード開発ツールで、利用ユーザーは200万人を超えます。


Bubbleでは、Webアプリやスマホアプリ・Webサイト・ECサイトの開発に対応しており、とくにWebアプリ開発に適しています。


ノーコード開発ツールの中でもカスタマイズ性が高いものの、操作が難しく上級者向けであることを頭に入れておきましょう。


Adalo


Adaloは、Webアプリやネイティブアプリの制作に特化したノーコード開発ツールです。


初心者でも扱いやすい操作性で、ドラッグ&ドロップで誰でも簡単にシステムを構築できます。


Adaloはプログラミングの知識や経験が浅い方や、アプリ開発をしたい方におすすめです。


Click


Click(クリック)は、Nocode Japan株式会社がリリースする、アプリ開発に特化したノーコード開発ツールです。


無料でアプリが開発でき、有料プランでは開発したアプリをストアにリリースできるようになります。


日本語に対応しており、高い頻度でアップデートが行われているので使いやすく、今後も期待できるツールのひとつです。


さまざまなサービスのAPI連携にも対応しているので、業務効率化にも役立ちます。


MagicInstructions



MagicInstructionsは、最短2クリックでアプリを開発できるノーコードツールです。簡単なアプリであれば。利用したいテンプレートを選択して、作成ボタンをクリックするだけで完成します。


無料で利用できるツールであり、最短10分でアプリの作成ができます。アプリ開発を急いでいる方に適しているでしょう。


また作成後も、アプリの画面デザインや機能の変更が可能です。ドラッグ&ドロップで自由自在にカスタマイズでき、変更だけではなく新たに追加することもできます。


作成できるアプリの種類は、顧客管理アプリや在庫管理アプリ、経費精算アプリ、コンテンツ発信などさまざまです。ビジネスで役立つシステムの構築におすすめです。


MagicInstructionsについて、具体的に使い方や求めているアプリが作れるかなどを知りたい場合は、オンライン相談の利用もできます。


Thunkable



Thunkableは、モバイルアプリを構築できる英語表記のノーコードツールです。


開発できるアプリは、iPhone、Android、Webに対応しています。50以上のデザインから選べるので、デザインにこだわりがある方におすすめです。


またApp StoreやPlayストア、モバイルWebに直接リリースできる機能、デバイスに直接ロードする機能などにより公開にかかる手間を省けます。


GoogleやAppleの用件が変更されても、その都度何らかの手続きを行う必要がありません。


公式サイトには、実際にThunkableでアプリを開発した方々のストーリーが掲載されています。無料で利用できるプランや、月額13ドルから利用できる有料プランを扱っています。


Yappli



Yappliは、アプリの導入から運用・分析までできるノーコードツールです。


備わっている機能の種類は、プッシュ通知機能、マーケティング機能、外部ツール連携機能、メディア機能、分析機能など50以上あります。低コストですべての機能を使えるので、高性能のアプリを開発したい方におすすめです。


また日本語だけではなく、英語、韓国語、中国簡体字、中国繁体字、ベトナム語にも対応しています。多言語に対応したアプリを作りたい方にも適しています。


Yappliでは、オンラインセミナーを多数開催中です。セミナーの種類は、ファンマーケティングやアプリマーケティング、営業支援などがあります。


料金は、月額39,800円からです。


ECサイトの構築

ここでは、ネットショップなどECサイトの構築に適した、おすすめのノーコード開発ツールを紹介します。


Shopify


Shopifyは、中〜大規模のネットショップ・ECサイト構築に向いたノーコード開発ツールです。


在庫商品・ダウンロードコンテンツ商品・ドロップシッピングなどが販売可能です。


拡張性の高さが特徴で、SEO施策・配送指定・商品レビュー機能などの拡張機能を追加することもできます。


世界的にも最もシェアされており、将来的に海外展開を考えている場合におすすめです。


BASE


BASEは、小〜中規模のネットショップ・ECサイト構築に向いているノーコード開発ツールです。


決済ごとに手数料が3%+40と3%がかかるシステムになっており、初期費用や固定費用がかかりません。そのため、初期投資の金銭的なリスクを回避できる点がメリットです。


レビュー機能やクーポン発行、送料のオプションなどさまざまな機能を搭載しており、各種SNSとの連携販売もできます。


業務効率化

ここでは、社内の業務効率化を目的とした、ノーコード開発ツールを6つ紹介します。


Appsheet


Appsheetは、Googleが提供するノーコード開発ツールです。


社内の業務効率化やワークフロー改善のためのアプリ開発を目的としています。Googleのクラウドサービスと親和性が高く、既存のデータベースやファイルからデータ連携が可能です。


既に社内でGoogleサービスを多用している場合はもちろん、Google以外のデータソースも使えるので、無理やりデータを移行する必要もありません。


Platio


Platio(プラティオ)は、自社の業務に合わせたモバイルアプリ開発ができるノーコード開発ツールです。


100種類以上のテンプレートから選ぶだけで、幅広い業務に合わせたアプリを作成できます。自社にマッチしたカスタマイズをすることで、現場業務の効率化・デジタル化が期待できるでしょう。


初期費用の負担もなく、月額2万円からと低コストで運用できるのも魅力です。


Airtable


Airtableは、クラウド型のデータベース管理に特化したノーコード開発ツールです。


ExcelやGoogleスプレッドシートと似ているため、表計算ツールに慣れている人であれば直感的に操作できます。


作成したデータベースからWebアプリやスマホアプリを開発でき、既存のExcelやスプレッドシートのデータをインポートして活用することも可能です。


サスケWorks



サスケWorksは、1年間の導入実績が300社以上であるノーコードツールです。


すぐ使える無料アプリを取り扱っており、テンプレートとしても活用できます。作成したアプリは、そのまま販売することも可能です。


備わっている機能は、WEBフォーム作成機能、ダッシュボード機能、帳票機能、一括メール配信機能、カレンダー表示機能などさまざまです。


また作成できるアプリは、顧客管理アプリ、売上分析アプリ、見積もり作成アプリ、カルテ管理アプリ、会員管理アプリ、予約管理アプリ、外部連携アプリなどがあります。作成したアプリ同士を連携させることで、業務の効率化をより高められるでしょう。


料金は、月額5,500円からです。30日間の無料トライアルがあるので、自分に合っているか確認してから本格的に利用できます。


Kintone



Kintoneは、エクセルの情報やメール、書類などのバラバラになりがちをまとめられるノーコードツールです。


ツール内では、SNSのようなコミュニケーションや、一つの画面でチームへの共有ができます。


業務効率化のためのアプリを開発する流れは、サンプルアプリを選んで、エクセルやCSVを読み込み、ドラッグ&ドロップで操作するのみです。


また作成できるアプリの種類は、日報、案件管理、問い合わせ管理、採用面接管理、タスク管理、交通費申請などです。


月額780円から利用できます。初期費用がかからず、30日間無料で利用が可能です。公式サイトでは、どれくらいコストを抑えられるかシミュレーションすることができます。


Octoparse



Octoparseは、3ステップでデータを抽出できアプリの開発が可能なノーコードツールです。


クラウドでは、365日24時間の自動収集が可能であり、毎日や毎週など指定したスケジュールに合わせた自動取得もできます。


CSVやExcelなどの形式で出力でき、データベースにも保存が可能です。


料金は、月額89ドルからです。すべてのプランには、5日間の返金保証が付いています。無料プランでも、データエクスポートが無制限です。


ノーコード開発ツールを利用する際の注意点


ノーコード開発ツールは、誰でも気軽にシステム構築ができるツールです。しかし、デメリットや注意点もいくつかあります。


ここでは、ノーコード開発ツールを利用する際の注意点について解説します。


本格的な開発には不向き

ノーコード開発は、元々ツールで用意されている機能でしか対応できないケースが大半です。


そのため、大規模な開発や細かな機能には対応できないこともあります。またプログラミングに慣れている人にとっては、自由度や拡張性に不満を感じるかもしれません。


ノーコード開発で対応できない範囲であれば、無理に進めようとせず、通常のシステム開発を依頼するとスムーズです。


しかし、昨今ではノーコードツールも進化をしており、現状ノーコードのBubbleは、複雑なサービス(Saasサービスや社内の業務改善サービス等)も開発が可能になっております。


プラットフォームに依存する


ノーコード開発は、利用するツールに依存した開発です。


ツールの提供元がツールの利用料を値上げしたり、サービスを終了したりする可能性も考えられます。


サービスが終了した場合はシステム移行の手間がかかり、移行先によってはシステムを構築し直さなければなりません。


利用するプラットフォームに依存しやすいことから、安定性の高いツールの選定をすることが重要です。


アプリの実行速度が遅い

ノーコードツールで開発したアプリは、プログラミングで開発したアプリに比べて実行速度が遅いことがほとんどです。


内部で生成されるコードに余計なコードが含まれていたりなど、ソースコードが最適化されていないことが原因として挙げられます。


アプリの動作が遅いとユーザーに不快感を与えてしまうこともあります。


一方、昨今のノーコードツール自体が進化を続け、各社パフォーマンスの強化をし続けているので、すごく遅いイメージを持たない人も増えています。


ブラックボックス化になる恐れがある


ノーコードツールを利用することで、ツールに依存してしまい、ブラックボックス化になる恐れがあります。


ブラックボックス化とは、次の業務プロセスがわからず業務内容がわからなくなることです。ただ目的のためにシステムを開発できたとしても、そのあとの運用設計や分析過程が大切です。


分析方法がわからないなどの課題を解決するには、分析機能まで備わったツールを活用することをおすすめします。


まとめ

ノーコード開発ツールを活用することで、Webサイトやアプリ制作・ECサイトの構築・業務効率化につながります。


ノーコード開発ツールは、自社が開発する目的や用途を洗い出し、それに応じた機能が備わっているツールを選ぶことが重要です。


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