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FlutterFlowとは?料金や使い方など、基本的な情報をわかりやすく解説

更新日:2023年12月7日


はじめに

近年、ノーコード・ローコード開発の注目が高まっています。ノーコード・ローコード開発とは、プログラミングの知識や経験がなくても、アプリやWebサイトなどの開発を行うことができる技術です。


その中でも、FlutterFlowは、Googleが提供するノーコードアプリ開発プラットフォームです。FlutterFlowを使えば、プログラミングの知識や経験がなくても、直感的な操作で高品質なアプリを開発することができます。


この記事では、FlutterFlowの概要や特徴、使い方、料金などについて、わかりやすく解説します。また、ノーコード・ローコード開発の可能性についても触れていきます。


FlutterFlowに興味のある方は、ぜひ最後まで読んでみてください。



FlutterFlowとは


FlutterFlowとは

FlutterFlowとは、Googleが提供するノーコードアプリ開発プラットフォームです。FlutterFlowを使えば、プログラミングの知識や経験がなくても、直感的な操作で高品質なアプリを開発することができます。


FlutterFlowの特徴は、以下のとおりです。


  • プログラミングの知識や経験がなくても、アプリ開発ができる

  • ネイティブアプリに近いパフォーマンスを実現できる

  • 豊富なテンプレートとウィジェットが用意されている

  • Firebaseとの連携が可能


プログラミングの知識や経験がなくても、アプリ開発ができる

FlutterFlowは、ブロックベースのUIエディターを採用しています。ブロックを組み合わせることで、直感的に画面レイアウトや機能を作成することができます。そのため、プログラミングの知識や経験がなくても、アプリ開発を行うことができます。


ただし、一部の機能については、プログラミングの知識や経験が必要になります。たとえば、サーバーサイドのロジックを追加する場合や、Firebaseなどの外部サービスを連携する場合などは、プログラミングの知識や経験が必要になります。


ネイティブアプリに近いパフォーマンスを実現できる

Flutterは、ネイティブアプリに近いパフォーマンスを実現できるフレームワークです。そのため、FlutterFlowで開発したアプリは、ユーザーに快適な操作性を提供することができます。


豊富なテンプレートとウィジェットが用意されている

FlutterFlowには、豊富なテンプレートとウィジェットが用意されています。テンプレートを使えば、簡単にアプリのベースを作成することができます。また、ウィジェットを使えば、画面にさまざまな機能を追加することができます。


Firebaseとの連携が可能

FlutterFlowは、Firebaseとの連携が可能です。Firebaseは、Googleが提供する開発プラットフォームです。Firebaseと連携することで、ユーザー認証やデータベースなどの機能を簡単に追加することができます。


このように、FlutterFlowは、ノーコードツールでありながら、一部の機能については、ローコードツールとしての機能を備えています。


ノーコードツールは、プログラミングの知識や経験がなくても、アプリやWebサイトなどの開発を行うことができる技術です。一方、ローコードツールは、ノーコードツールよりも、プログラミングの知識や経験が必要になります。


FlutterFlowは、ブロックベースのUIエディターを採用しているため、ノーコードツールとして、直感的な操作でアプリ開発を行うことができます。ただし、一部の機能については、プログラミングの知識や経験が必要になります。


FlutterFlowは、ノーコードツールとローコードツールの両方のメリットを兼ね備えたツールです。そのため、プログラミングの知識や経験がなくても、高品質なアプリを開発することができます。





FlutterFlowの使い方

FlutterFlowは、直感的な操作でアプリ開発を行うことができるツールです。


アカウントの作成

https://flutterflow.io/ にアクセスし、右上の「Start for free」からFlutterFlowのアカウントを作成します。


FlutterFlow使い方1


GoogleアカウントまたはApple IDで、簡単に作成することができます。


アカウントを作成すると、以下のポップアップが表示されます。


FlutterFlow使い方2

このポップアップは、FlutterFlowでより良いサービスを提供するために、ユーザーの情報を収集するためのものです。

ポップアップに回答する際には、以下の点に注意してください。

  • 個人を特定できる情報は入力しないようにしてください。

  • 入力した情報は、FlutterFlowのプライバシーポリシーに従って取り扱われます。

ポップアップを閉じる場合は、右上の「閉じる」ボタンをクリックします。

ポップアップを閉じると、FlutterFlowのメイン画面が表示されます。


アプリのプロジェクトの作成

アカウントを作成したら、「Create new」ボタンを押してアプリのプロジェクトを作成します。

アプリの種類やプラットフォームを選択します。

まずはFlutterFlowのマーケットプレイス行ってみましょう。

その検索窓から「instagram」などで検索するとすぐに以下のようなテンプレートが見つかるはずです。

FlutterFlow使い方3

FlutterFlow使い方4

今回は「FlutterFlowgram」というテンプレートを使用してみます。


FlutterFlow使い方5



「Clone project」ボタンより作りたいプロジェクトの名前を入力して選択します。


FlutterFlow使い方6



画面レイアウトの作成&機能を追加・修正


ブロックベースのUIエディターで、ドラッグ&ドロップでウィジェットを配置します。

ウィジェットは、さまざまな種類が用意されています。たとえば、ボタン、テキスト、画像、リストなどがあります。

ウィジェットを配置する際には、ウィジェットのサイズや位置を調整することができます。また、ウィジェットの色やスタイルを変更することもできます。


ウィジェットに機能を追加するには、ウィジェットをクリックして、パネルを開きます。

パネルから、追加したい機能を選びます。

たとえば、ボタンウィジェットにクリックイベントを追加すると、ボタンをクリックしたときに、特定の処理を実行することができます。



アプリをデプロイ

アプリをデプロイすることで、実際にアプリを実行することができます。

デプロイをする前にまずは、正常に動作をするかテストを行いましょう。


FlutterFlowでは、以下の2つの方法でテストを行うことができます。

  • プレビュー

FlutterFlow使い方7

プレビューは、アプリをローカル環境で実行する機能です。

プレビューを行うには、画面右上の目のアイコンボタンをクリックします。

プレビューでは、iOSとAndroidのアプリを同時に実行することができます。

  • デバッグモード


FlutterFlow使い方8

デバッグモードは、アプリを実行しながら、コードを編集できる機能です。

デバッグモードを行うには、画面右上の「▶︎」ボタンを押しながら、マウスの右ボタンをクリックします。

デバッグモードでは、アプリの動作をリアルタイムで確認しながら、コードを編集することができます。


テストが完了したら、デプロイを行います。

デプロイを行うと、アプリがApp StoreやGoogle Playに公開されます。



FlutterFlowの料金

FlutterFlowの料金は、2023年9月15日時点で以下のようになっています。


FlutterFlow料金

無料版でできることもとても多く、デプロイ手前までは無料版で十分です。



無料版

FlutterFlowの無料版では、以下の機能を利用することができます。

  • Firebase連携

  • Screen Templates

  • Sample Apps

  • RunMode

  • TestMode

  • Firestore Content Manager

  • サードパーティ連携

  • Custom Widget/Functions

  • Custom APIs(2APIまで)

FlutterFlowの無料版では、Firebase連携やScreen Templatesなどの基本的な機能は利用することができます。

また、Sample AppsやRunMode、TestModeなどの機能を利用して、アプリの動作確認をすることができます。

Custom Widget/FunctionsやCustom APIsなどの機能を利用して、アプリの機能をカスタマイズすることもできます。



スタンダード版

FlutterFlowのスタンダード版では、無料版の機能に加えて、以下の機能を利用することができます。

  • ソースコードのダウンロード

  • APKのダウンロード

FlutterFlowのスタンダード版では、無料版の機能に加えて、ソースコードのダウンロードやAPKのダウンロードなどの機能が利用できます。

ソースコードをダウンロードすることで、アプリのソースコードを自由に編集することができます。

APKをダウンロードすることで、デバイスにアプリをインストールして動作確認することができます。



プロ版

FlutterFlowのプロ版では、スタンダード版の機能に加えて、以下の機能を利用することができます。

  • Github連携

  • AppStore/Google Play Storeへの簡単デプロイ

  • チャットでのFlutterFlow公式サポート

  • アプリを1クリックで翻訳する機能

FlutterFlowのプロ版では、スタンダード版の機能に加えて、Github連携やAppStore/Google Play Storeへの簡単デプロイなどの機能が利用できます。

Github連携することで、ソースコードをGithubに保存して、複数人で共同開発することができます。

AppStore/Google Play Storeへの簡単デプロイすることで、AppStoreやGoogle Play Storeへのアプリのリリースを簡単に行うことができます。

チャットでのFlutterFlow公式サポートを利用することで、アプリ開発に関する質問や相談をすることができます。

アプリを1クリックで翻訳する機能を利用することで、アプリの多言語対応を簡単に行うことができます。



チーム版

FlutterFlowのチーム版では、プロ版の機能に加えて、以下の機能を利用することができます。

  • 請求管理

  • デザインライブラリの共有

FlutterFlowのチーム版では、プロ版の機能に加えて、請求管理やデザインライブラリの共有などの機能が利用できます。

請求管理を利用することで、チーム全体の利用料金を管理することができます。

デザインライブラリの共有を利用することで、チームでデザインシステムを共有することができます。


FlutterFlowの料金は、機能や利用人数によって異なります。

個人でアプリ開発を行う場合は、スタンダード版がおすすめです。

チームでアプリ開発を行う場合は、プロ版またはチーム版がおすすめです。


また、FlutterFlowでは、無料トライアルも用意されています。

無料トライアルを利用すれば、Standardプランの機能を無料で利用することができますので、ぜひ試してみてください。



FlutterFlowの可能性

  • アプリ開発の民主化

FlutterFlowは、ノーコード(プログラミング不要)でアプリ開発ができるツールです。そのため、プログラミングの知識やスキルがない人でも、簡単にアプリ開発を行うことができます。

これにより、アプリ開発の民主化が進み、より多くの人がアプリ開発に参加できるようになります。

  • アプリ開発の加速

FlutterFlowは、ドラッグ&ドロップで画面レイアウトを作成したり、コードを記述したりすることができます。そのため、従来のプログラミングによるアプリ開発に比べて、開発時間を大幅に短縮することができます。

これにより、ビジネスのスピードアップや、新たなアプリの開発につながります。

  • アプリ開発の多様化

FlutterFlowは、iOSとAndroidのアプリを同時に開発することができます。また、Webアプリやデスクトップアプリも開発できます。

これにより、アプリ開発の多様化が進み、より多くのニーズに対応したアプリを開発できるようになります。

FlutterFlowは、まだ開発が始まったばかりのツールですが、その可能性は非常に高いといえます。

今後も、FlutterFlowの機能やサポートが充実していくことで、さらに多くの人がアプリ開発に参加できるようになるでしょう。



まとめ

このブログでは、FlutterFlowの使い方、テンプレート、料金、可能性について解説しました。

FlutterFlowは、ノーコードでアプリ開発ができるツールです。そのため、プログラミングの知識やスキルがない人でも、簡単にアプリ開発を行うことができます。

FlutterFlowには、以下のメリットがあります。

  • 誰でも簡単にアプリ開発ができる

  • 開発時間を短縮できる

  • iOSとAndroidのアプリを同時に開発できる

FlutterFlowは、アプリ開発の民主化、加速、多様化を実現する可能性を秘めたツールです。

今後も、FlutterFlowの機能やサポートが充実していくことで、さらに多くの人がアプリ開発に参加できるようになるでしょう。

このブログが、FlutterFlowの使い方や可能性について理解する助けになれば幸いです。

また、FlutterFlowを活用して、ぜひオリジナルのアプリを作成してみてください。



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