この手法は従来のシステム開発に比べて誰でも簡単に開発できるため、クオリティや機能の充実度合いについて気になる人も多いでしょう。
この記事では、ノーコードで作られたアプリの成功事例を13選紹介し、さらにノーコードツールを選ぶ際のポイントも解説します。ぜひ参考にしてください。
また、弊社でも「Bubble」や「FlutterFlow」などを用いた多くの開発を行っており、実績公開しております。ノーコードでどんなサービスができるのか、ぜひ実際に操作して体感してみてください。
ノーコードで作られたアプリの成功事例5選|Bubble編
Bubbleは、数あるツールの中でもトップクラスの人気を誇り、高度なWebサービスを開発できるノーコード開発ツールです。
まずは、そんなBubbleを使ったアプリの開発事例を紹介します。
1. "NFT×寄付" NFTを使った寄付サービス 「Kifto(キフト)」
最新技術「NFT」を用いた、新しい寄付の形を実現させたサービスです。
Kiftoでは、非営利団体として活動している事業者様にご参加いただき、
その活動を応援したいと思っている人や、想いに共感した人が支援者として事業者様へ寄付を行います。
これまでの寄付とは違い、活動写真などをNFTとして登録し、寄付を行なった支援者へお礼として送ることができます。
NFTを使うことで世界に一つだけのお礼となり、形に残りにくい寄付が具現化されます。
また、最新技術「NFT」とノーコードの組み合わせ開発という点でも、ノーコード開発の可能性をさらに広げました。
詳細はこちらをご覧ください。
2. 結婚式準備アプリ「ブラリノ」
ブラリノは、招待状の作成やご祝儀などオンライン上で一括管理できる、結婚式準備サービスです。Bubbleで開発されたアプリでは、日本初の売却事例となりました。
あらかじめ用意された項目に写真やメッセージを追加するだけで作成できるので、事前の手間やコストが省けます。
Web招待状・オンラインご祝儀・事前引き出物選択・写真共有など、さまざまな機能が備わっており、全機能を無料で利用可能です。
3. esportsの管理アプリ「Award Pool」
Award Poolは、esportsにおけるトーナメントやリーグの生成、試合の中継、チーム内のスケジュールや賞金などを管理できる、esports特化型のサービスです。
プラグインやAPIを組み合わせることで、ノーコードとは思えないほどの豊富な機能の実装を実現しました。
デザイン性や機能性が高く、Bubbleによる高度なサービス開発の代表的な例となっています。
4. 言語学習eラーニングサービス「Beelango」
Beelangoは、言語学習をより早く、より簡単に行うためのコース提供型eラーニングサービスです。さまざまな言語
リリースされてから現在において、利用ユーザー数は10万人を超え、売上高は日本円で3,500万円を超えています。
多くのユーザーを抱える巨大なサービスでも、Bubbleは問題なく運用できることを証明した事例となりました。
5. オンラインMCマッチングサービス「ReMoCe」
ReMoCe(リモシー)は、オンライン飲み会を楽しく気軽に、コミュニケーション活性化するMCを呼べるマッチングサービスです。
呼びたいMCを選び、クレジットカードで支払いを完了させるだけで利用可能。イベントに必要な台本の作成、イベントの打ち合わせなどをすべてリモシー上で行うことができます。
利用料金は「時給」×「時間」のみなので、面倒な見積りも発生しません。このサービスはわずか1ヶ月で、Bubbleを用いて開発されました。
ノーコードで作られたアプリの成功事例4選|Adalo編
ここからは、Adaloで作られたアプリの開発事例を見ていきましょう。
なお、AdaloはWebアプリではなく「モバイルアプリ」の開発に特化したツールとして有名です。モバイルアプリの開発を検討している方は、ぜひアプリ開発の参考にしてください。
1. 1日1杯ドリンクが飲めるアプリ「Nomuca」
Nomuca(ノムカ)は、月額1,050円のサブスクリプションで、対象のレストランで1日1杯ドリンクが無料で飲めるサービスです。
注文の際にNomucaを表示したスマホの画面を見せるだけで使用でき、外食する機会が多い月だけサブスクリプションできることも魅力です。
NoCode専門オンラインサロン「NoCodeCamp」にて、人気投票で行われたコンペティションでは、Nomucaが第1位を獲得した実績もあります。
2. 学生と企業のマッチングアプリ「SPOTTO」
SPOTTOは、新卒の就活生と企業をつなげるオンライン面談のマッチングアプリです。
ノーコード開発されたアプリの中では、日本で初めて買収されたアプリとして注目を集めています。
このアプリは、枠組みを3日間・アプリ開発を1週間・仮説検証による修正を3週間と、おおよそ1ヶ月で開発されました。
3. サッカーファンのSNSアプリ「FootHub」
FootHubは、サッカーファン同士をつなげるSNSアプリです。Adaloには、SNSアプリのテンプレートが用意されており、手軽にSNSアプリ開発を行えます。
好きなチームの試合日程やサッカーニュースの閲覧・コメント、ルームを作ってチャットできるなど、さまざまな機能が備わっています。
このアプリは2021年に公開され、Adaloの月間最優秀アプリにも選ばれました。たった4ヶ月で2,000人以上のユーザーを獲得し、公式Instagramは1.3万人のフォロワーを獲得しています。
4. 奨学金を探せるアプリ「scholarcash」
scholarcashは、大学進学を目指す学生が奨学金を探せるアプリです。
新型感染症の流行によって、学生ローンの返済が困難になった学生を救済することを目的とし、このアプリは約1週間で開発されました。
ノーコードによる短期間のアプリ開発が、社会問題の解決にスピーディーに対応できた良い一例となっています。
ノーコードで作られたアプリの成功事例4選|Glide編
続いて、Glideで作られたアプリの成功事例を4つ紹介します。
Glideはノーコードツールの中でも非常にシンプルな操作感で開発できるので、開発経験の少ない初心者におすすめのツールとなっています。
1. 明治大学の情報共有アプリ「Mei-Mei」
Mei-Meiは、明治大学生に向けて、大学内のイベントやサークル、ゼミの情報、学事日程、付近の飲食店の紹介、ニュースなど幅広い情報を発信する情報共有アプリです。
このアプリは19歳の明治大学生がわずか2週間でリリースし、最高月16万PVを獲得するまでに急成長。ユーザーの課題や求められる情報を開発者自らが把握していたことで、必要な機能だけを短時間で実装できました。
元々はプログラミング言語の知識や技術はほとんどなかったものの、Glide(ノーコード)を活用することによって、ここまでのハイスピードでアプリを開発できたようです。
(参考:「19歳の大学生がノーコードで月16万PVのサークル情報アプリを2週間でリリース!? 明治大学情報局のノーコード活用事例を徹底取材!」https://www.tokyofreelance.jp/mei-mei/)
2. 図書管理アプリ
図書管理アプリは、あらかじめGoogleスプレッドシートに登録されている本の情報を読み込み、画面に表示させるアプリです。
GASを用いて本の情報を読み込ませることで、自動化に成功。図書に必ず振られている「ISBN」を入力すると、図書情報を自動で読み込むという仕組みです。
PWAアプリケーションとして扱えるので、ホーム画面に追加するとネイティブアプリのように利用することもできます。
(参考:「Google SpreadSheetとGlideとGAS(Google Apps Script)で図書管理アプリをお手軽に作成する」https://takeiho.com/glide-apps)
3. 野球選手のリクルートアプリ「First Look」
First Lookは、若い野球選手の走力・打率・打球数など、プレーの指標をチェックできるアプリです。
このアプリは、選手側とコーチ側でドメインが分かれています。2面性を持つアプリも、Glideのノーコード開発であれば、スピーディーに開発することができます。
4. 瀬谷区公園マップ
瀬谷区公園マップは、横浜市瀬谷区にある公園の情報をまとめたアプリです。
マップ上に公園が表示されるので、近くにどんな公園があるかを一目でチェックできるようになっています。
このアプリは誰でも利用できる横浜市のオープンデータをもとに作られているので、まったく開発に時間はかかっていないそうです。
以下の資料では、これまでに紹介したようなノーコード開発によるアプリケーションの開発事例の詳細をお伝えしています。
ノーコードの基礎知識の紹介
ノーコードの開発事例10選
弊社シースリーレーヴの開発事例も含めてご紹介しています。今後ノーコードでの開発をご検討中の方はぜひご参考ください。
ノーコード開発ツールを選ぶ3つのポイント
ノーコード開発ツールは、記事内で紹介したもの以外にも数多くの種類があります。
基本的にWebアプリやモバイルアプリを作成するのであれば、「Bubble」「Adalo」「Glide」をおすすめしますが、利用用途によっては自社に合うツールを見極めて選定する必要があります。
まずは以下の3つのポイントを参考にしましょう。
目的に適しているか
社内システムと連携できるか
サポート体制は充実しているか
ここからは、ノーコード開発ツールの選び方を解説します。
1. 目的に適しているか
ノーコード開発ツールは、サービスごとに対応領域が異なります。まずはどのような目的でツールを使用するのかを確認しましょう。
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ノーコード開発ツールは、テンプレートやコンポーネントを活用して、ドラッグ&ドロップで組み合わせる操作が基本です。
しかし、それぞれ実装できる機能はツールごとに異なるので、自社の目的に合った内容が実装できるかを確認した上で選びましょう。
2. 社内システムと連携できるか
既存の社内システムと連携ができるかもチェックしておきましょう。
ノーコード開発ツールでは、主に以下のような連携システムがあります。
カレンダー
顧客管理システム
決済システム
プロジェクト管理ツール
SNS
メール、チャット機能
どのようなシステムと連携できるかはツールによって異なるので、あらかじめ社内でよく利用するシステムと連携できるのかを確認しましょう。
3. サポート体制は充実しているか
ノーコード開発ツールは簡単な操作で開発ができるものの、運用や設計の段階でつまずいたり、サポートが必要になるケースもあるでしょう。
サポートの有無や対応範囲、マニュアルの分かりやすさなどをチェックしたうえで、サポート体制が充実しているサービスを選ぶのをおすすめします。
自社で開発するのではなく、ノーコード開発を依頼する場合は特に気にしておきたいポイントです。
さらに、現状は海外製のツールが多い傾向にあり、英語での対応が必要になる場合もあります。日本語に対応しているかも確認しておきましょう。
以下の資料では、システム開発の際におすすめのノーコード開発ツールをご紹介しています。資料の内容は以下です。
ノーコードの基礎知識の紹介
ノーコードの開発ツール名/利用料金/サイトURL
開発したいアプリに応じたおすすめのツール紹介
「ノーコードツールが多くてどれがいいかわからない」「ツール別の特徴を一目で確認したい」という方は、ぜひご確認ください。
ノーコードで作られたアプリまとめ
ノーコードを上手く活用することで、Webアプリやサービスを迅速かつ低コストで開発することができます。ツールによって難易度やできることは変わってくるので、自社の開発目的に合わせて適切なツールを選びましょう。
またシステム開発の外注先を検討している場合は、ぜひシースリレーヴ株式会社までご相談ください。
弊社は代表的なノーコードツール「Bubble」の正規代理店として、ノーコード・ローコードにおけるアプリ開発を提供しています。企画から開発、運用まで幅広くサポートしており、高度なWeb開発が可能です。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!