ノーコードは、プログラミングの知識がなくても簡単にシステム開発が行える手法です。
ホームページやWebサイトを制作するにあたって、ノーコードでの作成を検討している方もいるのではないでしょうか。
当記事では、Web制作に対応したおすすめのノーコードツール7選を比較して紹介します。「ホームページを作成したい」「Webサイト制作を簡単に行いたい」と考えている方は、ぜひ参考にしてください。
ノーコードとは?
ノーコード(NoCode)とは、コードを書かずにドラッグ&ドロップの簡単な操作でシステム開発できる手法のことです。
プログラミングの知識やスキルが不要なので、非エンジニアでも開発に携わることができます。
ノーコードでできることは、主に以下の通りです。
アプリ開発
Webサイト制作
ECサイト構築
業務効率化
使用するツールによって機能やできることは異なるため、自分の目的に応じて津0ルを選定しましょう。
【比較】Webサイト制作できるノーコードツール
以下は、Webサイト制作に適したおすすめのツールを比較した表です。
| 費用 | 使いやすさ | テンプレートの数 | サポート体制 | 日本語対応 | |
STUDIO | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | |
Wix | ◎ | ◎ | ○ | ○ | ◎ | |
Webflow | ◎ | △ | ◎ | ○ | △ | |
ペライチ | ○ | ○ | ○ | ○ | ◎ | |
Shopify | ○ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | |
グーペ | △ | ○ | ○ | ○ | ◎ | |
AMS | △ | ○ | ○ | ◎ | ◎ | |
おすすめのノーコードツール7選|Webサイト制作
ここからは、Webサイトにおけるおすすめのノーコードツール7つを紹介します。
STUDIO
STUDIOは、オンライン上でWebサイトを制作できるノーコードツールです。豊富な写真やアイコン素材を活用してオリジナルデザインを作成することができます。
日本語に完全対応しているため、作業中に疑問が生じた場合、チャットですぐに対応してもらえます。また無料ユーザーでも広告表示がない点も魅力です。
高クオリティなテンプレートが豊富に用意されているため、初心者でも使いやすいWebサイト制作ツールといえるでしょう。
Wix
Wixは、イスラエル発のWebサイト制作用ノーコードツールです。
SEO・メルマガ・ブログ・SNS・オートメーションメールなどのマーケティングツールが多く、Web制作に必要な機能はほとんど揃っています。
操作性が高く、500種類以上の豊富なテンプレートが用意されているため、初心者でも高クオリティなデザインができます。
独自ドメイン・SSL・多言語・ネットショップ機能をはじめ、250種類以上の拡張機能アプリがあり、幅広い利用用途に対応できるでしょう。
Webflow
Webflowは、Webサイト制作に特化したノーコード開発ツールです。デザイン性の高いテンプレートが豊富に用意されており、直感的な操作で高クオリティなサイトを制作できます。
LP・ECサイト・メディアサイト・コーポレートサイト・ブログなど、幅広いWebサイト制作に対応していることが強みです。
他のツールに比べて機能の拡張性が高く、レスポンシブデザインやアニメーションによる動きのあるページも作成できます。
初心者には難易度が高いものの、チュートリアル動画も用意されているため安心です。
ペライチ
ペライチは、1ページのみで構成されたホームページやLPに特化したノーコードツールです。豊富な無料テンプレートを利用でき、マルチデバイスの最適化やSSL化にも対応しています。
基本的には1ページのみのサイトを作る仕様になっており、設定を変更すれば複数ページのWebサイトも作成できます。
予約機能・決済機能・メルマガ・問い合わせフォーム・SNS連携など、Webサイトに必要な機能はほとんど備わっています。
ペライチは、1ページで完結するサイトの作成におすすめです。
Shopify
Shopifyは、ネットショップ運営ができるノーコードツールです。
SNS連携やSEOの拡張機能や、複数店舗の運営など細かなカスタマイズを、ノーコードで対応することができます。
楽天やAmazonなど大手ECサイトとも連携でき、在庫管理や集客管理をShopifyだけで完結できる点が強みです。
中〜大規模なネットショップを運営したい方に向いています。
グーペ
グーペは、GMOペパボ株式会社が運営するWebサイト作成サービスです。
EC機能・予約・問い合わせ・SNS連携・アクセス解析・SSL化など、Webサイトに必要な機能が幅広く備わっています。
スマホやタブレットに対応しており、コンテンツをすきま時間に編集したり、更新したりすることができます。
同社が運営するカラーミーショップやminneとの連携もできるため、これらのサービスを利用している方にもおすすめです。
AMS
AMSは、株式会社AMSが提供するホームページ作成サービスです。
上位プランである「ACEプラン」では、AMS社内のサポート専門の部署でSEOや制作の相談を含めたトータルの電話サポートを行っています。
解決できない問題は遠隔操作で対応してもらえるなど、サポートの手厚さが特徴です。
さまざまなノウハウを駆使した「ホームページ制作代行サービス」は、はじめてホームページを作成する方に向いています。
以下の資料では、システム開発の際におすすめのノーコード開発ツールをご紹介しています。資料の内容は以下です。
ノーコードの基礎知識の紹介
ノーコードの開発ツール名/利用料金/サイトURL
開発したいアプリに応じたおすすめのツール紹介
「ノーコードツールが多くてどれがいいかわからない」「ツール別の特徴を一目で確認したい」という方は、ぜひご確認ください。
ノーコードでWebサイトを制作するメリット
Webサイトを制作するためには、HTML・CSSの知識や、ドメイン、サーバ一を用意しなければなりません。一方ノーコードなら、これらすべてが不要です。
ノーコードでWebサイトを制作するメリットは、以下の3つがあります。
プログラミングの知識が不要
費用を抑えられる
スピーディーに対応できる
ここからは、それぞれ3つのメリットについて紹介します。
プログラミングの知識が不要
ノーコードでは、ツールに搭載されている機能やテンプレートを組み合わせることで、Webサイトを構築できます。
そのため、プログラミングで必要な知識やスキルがいらず、非エンジニアでも簡単にWebサイトを制作できる点がメリットのひとつです。
社内に開発要員が不足している場合でも、現場担当者自ら開発に携われるため、IT人材不足の解消を効率的に行えます。
費用を抑えられる
Webサイトを作成できるノーコードツールは、無料から利用できる製品が多くあります。本格的に運用したい場合も、月数千円~数万円のコストしかかかりません。
通常のプログラミングで、0から本格的なホームページを作成するとなると、数十万円~数百万円の開発費用がかかります。
ノーコードであれば、ツールによっては初期費用0円・月額数千円といった低コストで、Webサイトを作成・運用することができるのです。
スピーディーに対応できる
ノーコードは、用意されたテンプレートをもとにWebサイトのデザイン・機能追加を行います。
0から開発する場合は、Webサイトの基盤となるコードの記述が必要です。一方で、ノーコードではその作業がいらないため、開発期間を短縮することができます。
LPなど1ページの簡単なWebサイトであれば、最短1日から数日で作成できるでしょう。
またホームページを運営するにあたって、修正や改善が必要になった場合も、スピーディーに対応が可能です。
ノーコードツールを活用する際の注意点
ノーコードツールを活用する際は、以下の点に注意しましょう。
拡張性や自由度が低い
海外製のツールが多い
ツールに依存する
ここでは、それぞれの注意点について解説します。
拡張性や自由度が低い
ノーコードでのWebサイト制作では、ツールごとにある程度できることが限られてしまっており、拡張性や自由度が低いデメリットがあります。
実際にノーコードは「定型的なデザインや多少のカスタマイズしかできない」といった印象をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
しかし近年では、ノーコードツールも進化して、アニメーションやマイクロインタラクションなど、高度なカスタマイズにも対応できるようになりました。
ツールによっては、豊富な写真やアイコン素材を活用したり、0から質の高いオリジナルデザインを制作したりできます。
ツールごとの制作事例やテンプレート素材を見て、イメージに沿ったサイトが制作できそうかチェックしたうえで、ツールを選定しましょう。
海外製のツールが多い
ノーコードツールは海外製のものが多く、日本ではまだまだ発展途上です。
そのため、英語での対応が必要になることが多く、英語に苦手意識がある場合は、慣れるまでに時間がかかるかもしれません。
ツールによっては完全日本語対応しているものもあるため、不安な方はそのようなツールを選ぶと安心して利用できるでしょう。
ツールに依存する
ノーコードで開発したシステムは、利用したツールに依存します。
たとえば、ツール自体がサービス終了すると、構築したWebサイトが利用できなくなる可能性が高いでしょう。利用料金が値上げした場合は、毎月の運用コストが増加してしまうデメリットがあります。
またセキュリティ面もツールに依存しやすいため、情報漏洩などのリスクを軽減させるには、信頼性の高いツールの選定が必要不可欠です。
以下の資料では、ノーコード開発のセキュリティーについて詳しく解説。
ノーコードとローコード開発のセキュリティの違い
セキュリティ対策の基本
システム開発の際のセキュリティ面の比較
ノーコード開発の実現性やセキュリティ含めた安全面、パフォーマンス等の不安を払拭したい方はぜひご参考ください。
Webサイト制作におけるノーコードツールの選び方
ノーコードツールを選ぶときは、以下をポイントにしましょう。
利用目的に適しているか
予算に合っているか
マルチデバイス対応か
サポート体制が整っているか
テンプレートは豊富か
ここでは、それぞれの選び方について解説します。
利用目的に適しているか
ノーコードツールは、利用するツールによって機能やできることは変わってきます。
たとえば、「アプリ開発したい」「ホームページを作りたい」「業務効率化したい」など、目的に合わせて最適なツールを選びましょう。
まずはどのような目的でシステム開発したいかを明確にして、必要な機能が備わっているかをチェックして比較することが大切です。
予算に合っているか
ノーコードツールやWebサイト作成サービスは、本格的に運用するとなると、月ごともしくは年単位で費用が発生します。
社内で予算について話し合い、決定した予算内でツールを選定しましょう。
コンテンツ制作や外注費など運用にかかるコストを加味したうえで、選ぶことをおすすめします。
ツールによっては無料から使えるものもあるため、まずはそのようなものから試してみるのもよいかもしれません。
マルチデバイス対応か
ホームページやWebサイト、ネットショップなどに訪れるユーザーは、PCだけでなくスマートフォンやタブレットを使用している方が多い傾向です。
そのため、マルチデバイスに対応できる「レスポンシブデザイン」を採用しているツールの選定が必須といえるでしょう。
PC・スマホ・タブレットなど、どの端末からアクセスしても快適に利用できるWebサイトを制作することが重要です。
サポート体制が整っているか
Webサイトを制作するにあたって、不具合や疑問が生じた場合、社内だけでは解決できない可能性も考えられるでしょう。
そのため、サポート体制が整っているツールを選ぶことも重要です。
日本語対応しているか・チャットですぐに質問できるかなど、サポート内容についても比較しておきましょう。
テンプレートは豊富か
Webサイト制作では、0から自由にデザインする方法もありますが、ツールに用意されたテンプレートをカスタマイズしていくのが一般的です。
テンプレートの豊富さは、ツールによって大きく変わってきます。そのため、デザイン性にこだわりたい場合は、テンプレートの数をチェックしましょう。
またツールごとのデザイン事例を見て、イメージに合うデザインがあるかを確認するのもおすすめです。
まとめ
ホームページを作成するなら、誰でも簡単にWebサイト制作ができるノーコードツールの利用がおすすめです。当記事で紹介したツールであれば、幅広いWebサイトを制作できるでしょう。
「さらに高度なWebサイトを制作したい」「独自の機能追加をしたい」という方は、シースリーレーヴの受託開発がおすすめです。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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